「茶館」開設にあたって ~開設者よりメッセージ~

 今般、等身大の中国を皆様に知っていただくために、私の手元に入る中国情報、意見や解説などをアップするごった煮のようなホルダーを開設いたしました。
 
 中国に関してはいたずらに感情的な情報や解説が多いのですが、それぞれの人々が実際にご覧になった観点からの情報をあげてみたいと思います。
 私自身の執筆した小論なども適宜アップするつもりですが、主筆?として上海で日本企業用のコンサルタントをされている仁田脇さんに適宜投稿していただくことになっています。
 その名もホルダーの題名の「中国の茶館」です。
 
 ところで、茶館というのは、中国語を勉強し始めるとよく出てきますが、軽食や喫茶店のようなものでしょうか。現代中国だけではなく歴史的にもあったようで、マスコミのない時代に中国人がお茶を飲みながら情報交換をしていたようです。
 私自身は京都府日中友好協会の会長、(公社)日本中国友好協会理事、関西ブロック代表をしており、コロナ前まで公式、非公式を問わず、何度も中国を訪問しています。そうしたわけで、中国大阪総領事館の総領事をはじめ、関係者にもお世話にもなりましたし、現在もお付き合いがあります。また、以前は京大の中国人留学生が私の法律事務所でアルバイトをしていた時期もあります。

 そうした経過で日常的に中国の方々と格式張らない交際があり、別段違和感はなく近所付き合いをしているようなつもりでいます。そういう趣旨で私は中国と格式張らない日常的な付き合いをしたいと思っています。


 この茶館がそうしたことの一助になりますことを。
 そしてこの茶館が繁盛しますことを願っています。
 
 

田 中 彰 寿

はじめに

 田中先生のご厚意で、こちらで中国レポートを書かせていただくことになりました。
 現在は、日中企業のコンサルティング会社の中国法人に在籍しております。
 初めて中国を訪れたのは、1985年夏。当時、南京大学に1か月ほどの語学研修で滞在し、上海、北京、深セン、広州などの大都市を見ました。その後、88年~89年に上海外語大に留学し天安門事件前後の混乱を体験しました。
 仕事では、94年~96年の3年間、上海。今の会社では、2012年~現在まで、同じく上海に滞在しています。上海は、中国の典型的な街というわけではありませんが、中国一級都市として、北京、広州、深セン同様、これから中国で起こりそうなことを先取りする街です。 
 日々の生活や、仕事のなかから、大変なスピードで変わっていく中国の日常の姿をお伝え出来たらと思います。
 

仁田脇 申一

 
【筆者紹介】
仁田脇 申一(にたわき しんいち)

  • (株)コーポレイトディレクション上海オフィス在籍
  • 1965年生まれ
  • 中国事業支援コンサルタント
  • 京都、上海に在住

第1回
中国のデジタル生活とは?

2021.01.22

 中国のデジタル化が、すごく進んでいるということは、日本のメディアでもよく報道されていますが、実際はどうなのか?と気になるところではないでしょうか?
 現地で生活している者が、どのように活用しているかを簡単に紹介しながら、中国のデジタル生活を垣間見ていただければと思います。
 まず、中国でデジタル生活を始める大前提として、大事な事柄があります。